長崎くんち 麹屋町 川船ブログ

長崎くんち 踊町「麹屋町・川船」のブログです。

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弘充日記 ~2012精霊流しの巻~

8月15日 晴れ

この日、長崎では精霊流しという行事がある


私は毎年麹屋町の精霊流しに参加させていただいているが、今回だけは町内の船にはどうしても参加できない理由があった

実は去年、私の親友がベトナム取材中に「還らぬ人」となってしまった・・・




彼は麹屋町の川船の練習風景を撮影したり、麹屋町の精霊船を撮影したりしていたので、少しだけ、この場をかりて皆様にお話しさせてください



38歳の若さで亡くなってしまった
幼い娘をのこして・・・

今回彼の精霊船に参加した

当日、友人と一緒に「最後に生前住んでいた家に線香をあげにいこうや。」ということで家に向かった
家の前につくとそこは店の部分が駐車場に変わっていて以前の姿はなかった

2階をみると以前のままの姿だったので何だか少し安心した


そして近くにジュースの空き缶があったのでそれを拾い、家の前に置きそこに線香をたて拝んだ

手を合わせて目を閉じると今までのいろいろな思い出がよみがえってきた

もう彼に会えないと思うと、抑えていた感情がどっと出てしまい、私を含め、男3人周りを気にせず駐車場の前で泣いてしまった

しるし灯篭には娘ちゃんが両面に似顔絵を書いた
そして去年まではひらがなが書けなかったが今書けるようになっており、「ありがとう ぱぱ」と書いてあった字がたまらなく切なかった・・・ 


17時に駅前を出航しNBC前の坂を上り、中央公園の前を通過、中央橋を通り、県庁坂へ向かった
かなり時間がかかり夢サイトについた時は20時近くなっていた

終了後、みんな遅くまで彼の思い出話をした

次の日は通常とおり仕事であったが、不思議ときつくなかった

彼と一緒に街を練り歩いたと思うとなんだか嬉しい気持ちになった






人は必ず死なねばならないが、突然の死はその現実を受け止めきれない気持ちに直面します


彼がベトナムから遺体で帰ってくるとき、ベトナム側から国際的な問題があり、すぐには遺体を返還できないという回答でした

8月という暑い夏にベトナムから戻ってくると肌の色は変わり果て、彼は別人のように見えました

だから、今でもあのときベトナムから来た遺体は彼ではなく、本当の彼はベトナムの取材がのびて帰ってくるのが遅くなり、いつかいつもの笑顔で帰ってくるのではないかという気持ちになります


どうしていい人は早く亡くなるのでしょうか・・・

内丸ちゃん 安らかに・・・


弘充



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内丸 晴一郎 享年38歳





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  1. 2012/08/18(土) 15:09:34|
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