長崎くんち 麹屋町 川船ブログ

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賢二日記 ~賢二放浪の旅の巻~ その2

【2日目:ホーチミン市を発つ】

ベトナムという国は南北に細長く、その形からしばし頭が南、尻尾が北の逆立ちした龍に例えられるそうだ。
そして南北を国道1号線が縦断している。


今僕は龍の頭、ベトナム最大の町ホーチミン市(HO CHI MINH CITY)にいる。

僕は決めた。これからできる限り国道1号線を北上しよう。

国道1号線をひたすら北上し、龍を征する。言葉の響きからして男を研くにはぴったりのコースだ。

旅行会社に行き、地図を指差し、バスのチケットを購入した。

僕がまず目指すのは、ベトナム中部の古都、フエ(HUE)だ。

日本に例えるなら東京から京都に向かうといったところか。世界遺産の王宮があるらしい

バスで二十時間あまりとのこと。朝出発して翌朝7時に着くらしい。

前日の飛行機での移動に続き、丸一日の過酷な移動になるが、男を研くにはぐだぐた言ってられない。

バスに乗り込んだ。

バスは寝台バスだった。なんと席はリクライニングではなく、ベッドである。

200905021631227.jpg

200905021631416.jpg

200905021842138.jpg

二段ベッドが三列ならんでいる。これは下段の真ん中から撮った様子。


これは案外楽チンかも。

これでいいのか男を研く旅!と思ったらやはり試練というものは降りかかる。

せっかくだから景色が見られるように窓際の席をとった。で、バスはひたすら同じ方角へ進む。

考えて席を選ばないと、失敗すると、ずっと南国のまぶしく強い太陽の光が同じ方向から照り続けるわけで、しかも窓の真横に寝転がっているので七輪で片面だけ焼かれているサンマのようだ。

暑い!

日差しが当たらないように全身毛布をかぶると、それもそれで暑い!

結局右半身だけ妙に焼けてしまった。

5時間ぐらいバスに乗っていると、とある町の旅行会社の前で全員荷物共々降ろされ、バスはどこかに行ってしまった。

え?どういうこと?と思っていたら、次の寝台バスが現れ、それに乗り込まされた。

ようやく意味が分かった。

この町で降りる人はここで解散、まだ乗る人はここで別のバスに乗り継ぐのだ。

こうやって旅行会社を起点に何回か乗り継ぎながらそれぞれ目的地に向かうようになっているのだ。

さらにしばらく乗っていると、夕方にとある町のドライブインで休憩となった。

昨日は8食食べたのに今日は一転朝ご飯以外なにも口にしていない。

お腹がすいた。お菓子とジュースを買おうと思った。

袋入りのビスケット1つと缶ジュース1本を選んでレジに行った。

値札が貼っていないのでとても不安だ。レジで合計40000ドン(約250円)と言われた。

どれがいくらでどれがいくらか分からないがなんかちょっと合計が高いような印象を受けた。

ガイドブックにも「きちんと値段とおつりを確認しよう。確認するのは特に失礼なことではない。」と書いてあった。マニュアルに沿ってきちんと行動する。

これも男を研くことになるに違いない。というわけで、もう一度値段をきいてみることにした。

これで間違ってないよ、というような感じの返事をされた。

ならば内訳はいくらかきいてみようとおもって、それぞれいくらかもう一度きいてみた。

買い物に気を取られていた・・・・・・・

前触れもなくバスがいきなり出発してしまった。


僕は品物をレジに置いて大声を上げながら(とっさには「うおーい」ぐらいしか出ない)バスを追いかけた。
4~5人の店員も一斉にベトナム語らしき大声を上げながらバスを追いかけてくれた。
ようやくバスは止まった。

はあはあ、ぜえぜえしながら、一緒にバスを追いかけてくれた店員に「サンキュー」

と言って僕はバスに乗り込んだ。

危機一髪だった。

知らない街に着の身着のまま取り残されるところだった。

しかし、お腹がすきました。

夜9時頃、バスが旅行会社の前に停まって、全員荷物共々降ろされた。
また乗り換えか、と思い、降りてしばらく待っていた。

次のバスが来たので乗ろうとしたら、なぜか僕と欧米人の旅行者数名は乗るのを止められた。

旅行会社の人が欧米の旅行者数名に英語で説明をしていた。

欧米の旅行者は怒って文句を言っていた。

様子から察するにどうやら、この先のバスの手配ができていないということのようだ。

ということは、僕もそうなのか?

欧米人への対応が終わった旅行会社の人が僕に説明をしにきた。案の定、そのとおりだった。

・あなたの切符は予約ができていなかった。

・翌日の夕方出発の便に振り替えることにする。
・希望するなら近くの安いホテルを紹介する。

ということのようだった。

しかし、僕は明らかに日付と行き先の書かれた切符を持っているわけで、こちらには非はない。ジタバタしても仕方がないことは分かっている。

しかし、ガイドブックにも「抗議すべきところはきちんと筋を通して抗議しよう。

特に外国人は主張をしないと、当然相手には伝わらない。」と書いてあった。

仕方がないにしても一応筋を通して抗議はしないといけない。

また、筋を通すということは男を研くことにつながるに違いない。

ということで、一通り説明が終わったところで、よく理解してないけどとりあえず
「WHY?(なんで?)」
ときいてみた。

すると、欧米人から相当クレームをつけられてすでに興奮気味だったようで、その人は恐るべきスピードの英語で
「@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆!」
と一気に説明された。全く意味が分からない。

しかし一回で引くわけにはいかない。

意味が分かってないくせにもう一度
「WHY?(で、なんで?)」
ときいてみた。

するとまた
「@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆@※☆!」
と一気に補足説明らしきものがされた。全然わからない。

しかし二回で引くわけにはいかない。
・・・・・・・・・・・

何回か強がりを繰り返したあと、了承し、ホテルを紹介してもらうことにした。
(これで筋を通して男が研けたのだろうか?)

さて、この町で一泊するとして、どうしてもきかないといけないことがあった。

旅行会社の人にきいてみた。

「ところで、ここはどこ?」

すると、旅行会社の人は答えた。
「ニャチャン」

ニャチャン!

ガイドブックで見たことがある。

海の美しい世界的に有名なリゾート地だ。

しかし、男を研く旅にはリゾートは似つかわしくないということで寄るつもりはない土地だった。

まさかこんなことになるとは。

日本に例えると、東京を出て京都に行くつもりが、熱海で降りたような感じだ。

男を研く旅、全然進んでない!

しかしお腹がすきました。
(つづく)

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夜10時やっと夕食。おかゆ。

200905030032574.jpg

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おかゆだけじゃ満腹にならなかったので屋台で「豚足」ならぬ「鶏足」
完食しました。


賢二日記 さあ、盛り上がってまいりましたー
続きをお楽しみに~
弘充

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  1. 2009/05/16(土) 18:44:12|
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